思い出と共にいやされる、 そんな一枚一枚が宝物

福岡、長崎の旅

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
ごくごく普通の主婦で、ごくごく平凡な日々を過ごして来た、と自分では思っています。 子育てが終わり、仕事を辞め、ようやく時間や気持ちにゆとりが出てきた時には、人生の半ば以上が過ぎていました。 時間に縛られずにいれることで、日々の暮らしのなかに、今まで気付かなかったこと、また今まで気付いていても時間に追われて、なかなかできなかったことなどを、気の向くままに書き綴ろうと思います。

九州の地へ初めての旅

2023年3月13日㈪~16㈭ 3泊4日の旅。

今回の旅行は、ツアー参加者24名、そこに運転手さんと乗務員さんの合計26名、バスとフェリーを利用しての旅です。

3泊のうち1泊目と3泊目は船舶、2泊目のみがホテル泊というスタイル。

バスは、43人乗りで一応乗車の際に、指定された席に座りましたが、その後空いている席に自由に座ることもできました。

1日目 3月13日㈪:出発 長野市⇒泉大津港(大阪市)

バスツアーの1日目

お天気は曇り空から、バスに乗るころには雨が降り出していました。

長野小島田阪急交通社専用駐車場を8:20出発し途中2ヵ所、更埴IC近くのアリーナ車庫で東信地域の方と合流後、松本からの参加者を拾って、フェリー乗り場である 泉大津港(大阪)を目指しました。

途中のICでトイレ休憩を取ったり、恵那峡SAでは昼食を取りました。

14:00頃からは小雨も止み。青空も見え始めてきました。

15:30頃 泉大津港についてバスを降りる前、係の方が、バスに入って来て参加者の座席を回って検温を始め、その後フェリーに乗りました。

乗船するのは阪九フェリー「ひびき」号

フェリーは5階がロビー、売店で、泊まる部屋は6階です。

猫のイラストは「ふねこ」ちゃん

夕食は各自自由に阪九フェリーレストランで

夕食は同じ6階にあるフェリーレストランで好きなメニューを注文するビュッフェスタイル

 

瀬戸内海を眺められる席で、黄昏どき太陽が真正面に停泊している船に沈んでいくのを眺めながらいただきました。

お風呂は7階にある大浴場。残念ながら暗くなってからで湯船から瀬戸内海を見ることはできませんでした。

船の揺れはほとんど感じませんが、時々地震の震度1か2位の揺れを感じたとき、ああ今、船の中にいるんだ!と思わせられることがあるくらいでした。

瀬戸内海に架かる大橋の下をフェリーが通過

フェリーは夜の間に大阪の泉大津港から北九州の新門司港まで、夜寝ている間に運んでくれます。

船室のテレビで、船の移動している様子がリアルタイムで分かります。

その途中、瀬戸内海に架かる3つの大橋の下を通過するとき、ライトアップされた橋を見れます。

先ず① 明石海峡大橋通過:18:35分頃

瀬戸大橋通過:21:40頃

来島海峡大橋通過:00:00分頃

の順に大橋の下を通過するのですが、それぞれのライトアップを見上げるには、デッキに出なければよく見えません。

そのデッキが、特に天気が荒れているわけでもないのに、風がものすごくビュンビュン吹いて寒く、スマホを握る手はかじかんでしまうほどでした。

船内の大浴場

シャワーも湯船も全く普通の大浴場と遜色そんしょくありませんでした。

右の赤のれんが「女湯」、正面右ドアの向こうははデッキ。

寝てる間の移動

寝てる間の移動は時間の有効利用でいいですね。

夕方17:30から翌朝6:00の間を移動。

ただ夜寝ている時間帯がメインなので外の景色はほとんど見れませんでした。見れたとしても港を離れてしまえば瀬戸内海の海、海、海?!

ここが観光船との大きな違いですね。

2日目 3月14日㈫:福岡県観光

フェリーで朝食

昨日の夕方、大阪の泉大津港を出て、今朝北九州の新門司港に着きました(1泊目)。着いてフェリーレストランで朝食。

個人のお客さんが済んだ頃、ツアー客が朝食をとり、下船してツアー観光バスに乗りました。

最初に向かったのは「大宰府天満宮」

福岡県太宰府市にある学問の神様で有名な「大宰府天満宮」へ。

途中、雰囲気のある太宰府駅。

太宰府天満宮近くの太宰府駅

最初の鳥居をくぐって大宰府天満宮まで仲見世通りが続く。

御本殿大改修に先立ち、本殿と参拝所の間に仮殿建設中でした。

大宰府天満宮では家族へ御守を購入。

境内の満開に咲いている梅の花を見て、菅原道真の有名な和歌を思い出す。

東風こ ち吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」

レモンステーキ膳の後は九十九島遊覧

遊覧船乗場のすぐ近くの「海遊」(長崎県佐世保市)で昼食

事前に予約しておいた佐世保名物の「レモンステーキ膳」に舌鼓を打った後は、遊覧船「パールクウィーン」号に乗って九十九島の遊覧。心配だった天気は、風もなく青空に恵まれた最高の天気となりました。

乗った遊覧船は「パールクウィーン号」(手前の白い舟)

デッキに出ても気持ちよく、リアス式海岸の島々をたっぷり堪能できました。

一番のお楽しみは「ハウステンボス」

長崎県佐世保市ハウステンボス町7-9にある「ハウステンボス」

「ハウステンボス」とはオランダ語で「森の家」だそうです。

今日の宿は「ウォーターマークホテル長崎・ハウステンボス」

ホテルロビー

「ウォーターマークホテル長崎・ハウステンボス」

ハウステンボスのハーバータウンの一角にあり、目の前は大村湾。

5階の今晩泊まる部屋526号室。

異国情緒の世界へ。

泊まるのは、私一人に対して部屋には大き目のベッドが3つ、インテリアは純洋風。

ただ部屋の明かりが間接照明のみで、文字を見たりするには暗く、必要であればLED照明を部屋に持ってきてくれるとのことでしたが、特に色々見るわけでもなかったので頼まず。

ホテルに荷物を置き、配られた「アフター3」のパスポートとマップを手にフリー行動。

チュウリップは今が見頃と昨日のローカルテレビで放映されてたと乗務員さん。

先ずはハウステンボスのシンボルともいえる風車がバックのチュウリップ園へ。

風車のあるフラワーロードは、ホテルとは一番遠いウェルカムゲート側。

広い園内の水路には「カナルクルーザー」や「ゴンドラ」が行き来しています。

パスポートは「アフター3」、午後3時以降から有効で、園内無料で何度でも乗れます。

クルーザーは、ホテルに近いタワーシティ桟橋からウェルカム桟橋行に乗りながら、両岸の景色を楽しみました。

オランダ風の美しい街並みは、日常から別世界へ・・・

クルーザーを降りてフラワーロードへ

オランダのシンボルともいえるチューリップ(国花)と風車。

常に美しいチューリップを維持するため、係員によって一部植替え作業中でした。

路地のチューリップが咲く前は、ハウスで育てたのを植えてあるとのことです。

園内はとても広い!

見えている建物に行きたいのに、ぐるっと回らなければ行けなかったり、方向音痴の私は時間と体力をだいぶ浪費してしまいました。

夕食はハウステンボス内でフリーなのですが、下調べをしたお店を探すのに一苦労、着いても並んでいたりで、疲れ切った体では待つゆとりもなく、売店でテイクアウトをしてホテルの広い部屋でとることにしました。

部屋の湯船も大きい!

ハウステンボス温泉 大浴場(バスタオル・フェイスタオル付)の無料券が配られて、ホテル裏口からハウステンボス温泉行のバスも出ていましたが、歩き疲れた足を休ませたくて残念ながら大浴場は諦めて、部屋のお風呂に入ることにしました。

翌日、ツアーでフェリー泊で隣部屋だった彼女は、大浴場に行かれたとのことでしたが、そちらも混んでいたようです。

ホテルのお風呂は外人仕様のせいか、湯船は足を延ばしてやっと届く位のゆったりサイズでした。

「パレスハウステンボス」でイルミネーション

テイクアウトした夕食を部屋でとり、広い園内を歩いた足を休めて、宿泊ホテルから最も近い「パレスハウステンボス」のイルミネーションを見に行きました。

ここは、宿泊ホテルから最も近い場所にあり、10分もあればゆっくり行けるところ。

パレスハウステンボスのオランダ庭園も明るいうちに見たかったのですが、暗くなってからの訪問となりました。

美しく大きな洋風建物の姿、そして色とりどりのチューリップが一面に敷き詰められ、スケールの大きさと見事な美しさに圧倒されました。

夜の庭園は、パレスハウステンボスの建物をバックにシンメトリーなイルミネーションがとても美しく、さらにBGMでスメタナの「我が祖国」のなかの「モルダウ」が流れて一段とムードは盛り上り、とても素敵でした。

建物の両側には、満天の星の長いトンネルがあり、行きつくと建物を真正面から見ることができます。

正面の建物が「パレスハウステンボス」 昼間のオランダ庭園は夜イルミネーションで飾られる

 

パレスハウステンボスまでのアプローチにもキレイにイルミネーションされた木々。

3日目 3月15日㈬:長崎  平和公園・南山手地区

朝食は1階レストランでバイキング

朝6時半からバイキング。レストラン席から大村湾に朝日が登って来るのを見ながら頂きました。

今、朝食メニューを思い出そうとしても何も浮かんできません。神秘的な外の景色の方が御馳走だったみたいです。

いつもはメニューを写真に収めるのですが、撮っていたのは、刻々と変わる外の景色ばかりでした。

少しづつ太陽の輪が大きくなっていくのを、退屈せずに見れました。その姿が全部現れてからはまぶしい太陽となり、丸い輪郭は見えずらくなっていました。

長崎 平和公園へ

平和記念像、原爆落下中心地碑などを見学。

現在は美しく整備された公園になっていますが、被爆当時に思いを馳せると、どれほど多くの人々が苦しみ、悲しみ、辛い思いをされていたか・・・

長崎は坂の多い町。エスカレーターが訪問者の足を労わってくれていました。

長崎 南山手地区を自由散策

グラバー園:長崎市南山手町

ツアーバスはグラバー通り突き当りの分かりやすい駐車場で待ち、帰りのことを考えたとき、方向音痴の私にも安心のできる場所でした。

大浦天主堂

まずは、正面に「大浦天主堂」を見て、右に進めばグラバー園第一ゲートに行くようですが、私は長崎らしい風情のある狭い坂道や階段のある左側を上って行くコースを選びました。

右のブロック塀に「祈念坂」の看板

こちらは途中、お寺・神社・教会の3つの文かが寄り添っている「祈りの三角ゾーン」を過ぎ、「祈念坂」を上り切ったら「大浦展望公園」に着きます。ベンチが二つ置かれている小さな公園ですが、そこから傾斜地にぎっしりと家々が建つ街の景色を見渡すことができます。

しばらく上って行くと「垂直エレベーター」にたどり着きます。このエレベーターに乗り、降りたところからは長崎の港町が一望できる絶景が。

そしてすぐ近くの「グラバー園 第二ゲート」から、お楽しみの 旧グラバー邸 に足を進めました。

旧グラバー邸は、国指定重要文化財、世界遺産

グラバー氏の顔写真入り紙幣型「グラバー園入場券」620円

第二ゲートからだとグラバー園内を下って行くことになり、楽々散策できました。

旧グラバー邸

ちなみに第一ゲートから入場した場合は、上り坂となるためグラバー園内には、エスカレーターでポイントからポイントまで利用できるようになっていました。

4日目 3月16日㈭:1日目(往)の逆(復)

1日目の方向を反対にしたルートで進みました。

ただ帰りの阪九フェリーは「いずみ」号。船内のつくりは、行きの「ひびき」と全く同じ作りです。

帰りは2度目のフェリー泊利用ということで、勝手知ってゆとりを持って過ごせました。

恵那峡SAフードコートの端っこで見つけた散らしのかわいいお弁当。

なんと残っていたのがちょうど3個で、境遇が似て知り合った二人連れの女性と三人で一緒にいただく。

さいごに

今回の旅は、外の観光がほとんどのため天気が一番心配でしたが、幸運にも晴れの天気に恵まれ写真も撮れて最高でした。

また、ウィークデイ4日間でしたが、旅行支援対象でもあり、コロナ禍の沈静化傾向もあり、旅行客が増えていた感じでした。

旅行支援は1泊5000円+クーポン2000円が付きました。

ご当地クーポンは電子クーポンが主流でスマホによる支払い。電子クーポンは使えても紙クーポンは使えないところもありました。

電子クーポンは紙クーポンと違って、残金が残っても使えるので便利です。

春休みやゴールデンウィークだったら、何をするにも待ち時間がもっと長くなるでしょう!

今回も長崎‣南山手町の散策など、ツアーは時間に縛られるので、多くを見たければ健脚でないとこなせないなあ!とつくづく思いました。

ありがとう、私の足。まだまだ行ってみたいところがあるのでこれからも宜しくです。

長野に近づくにつれ、山々の自然な景色が車窓から見え始めました。

信州の雄大な山々は、ハウステンボスの造られた美しい景観とは対照的で、力強さ、たくましさを感じます。それぞれに個性があっておもしろい。

 

この記事を書いている人 - WRITER -
ごくごく普通の主婦で、ごくごく平凡な日々を過ごして来た、と自分では思っています。 子育てが終わり、仕事を辞め、ようやく時間や気持ちにゆとりが出てきた時には、人生の半ば以上が過ぎていました。 時間に縛られずにいれることで、日々の暮らしのなかに、今まで気付かなかったこと、また今まで気付いていても時間に追われて、なかなかできなかったことなどを、気の向くままに書き綴ろうと思います。

この記事を書いている人 - WRITER -

自分の時間を楽しめるようになったのは、

第一段階:子育てが一段落したとき:気分転換程度。

第二段階:仕事を止めたとき:現在。

 

今まさに第二段階。

今までしてきた写真、油絵、洋裁、お菓子作り、庭いじり、ジム通い等を、好き放題に再開。

 

毎日、好きなことができる幸せ

フルで勤めていた頃よりも忙しい

なにせ自分の好きなことを、好きなだけ自由にできるのだから楽しい

 

ただ、よくないこと、時間を忘れてしまう。

その結果、生活サイクルが超乱れてしまう。

 

もう若くはないのだから、少しづつ健康的な生活サイクルにしなければ・・・

 

kosumosu

関連記事 - Related Posts -

関連記事はありませんでした

最新記事 - New Posts -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© 心に残る一枚 One piece to remember , 2023 All Rights Reserved.