思い出と共にいやされる、 そんな一枚一枚が宝物

冬の東北を旅する

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ごくごく普通の主婦で、ごくごく平凡な日々を過ごして来た、と自分では思っています。 子育てが終わり、仕事を辞め、ようやく時間や気持ちにゆとりが出てきた時には、人生の半ば以上が過ぎていました。 時間に縛られずにいれることで、日々の暮らしのなかに、今まで気付かなかったこと、また今まで気付いていても時間に追われて、なかなかできなかったことなどを、気の向くままに書き綴ろうと思います。

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JR東日本「大人の休日倶楽部パス」利用の旅 : 長野 ⇒ 東北

JR東日本で年3回実施する「大人の休日倶楽部パス」を利用して、2022年111月30日㈬~12月3日㈯の3泊4日で東北旅行。

このパスは連続の4日間JR東日本の路線乗り放題で15270円、しかも指定席は6回まで利用できます。

JR電車を乗換するときもJR東日本全線フリーパスで改札を通れるので便利。

連続の4日間、JR東日本の改札口でよく活躍してくれました。       このパスについた赤い星は、指定席を利用した数(4回)。

ただ、このJR東日本全線フリーパスは観光客の閑散季の集客目的なため、お花見や紅葉、イベントなどの時季とはずれてしまうデメリットもありますが、空いているメリットがあります。

「青い森鉄道」

東北の冬は晴れの天気が少ないので、今回は建物の中で楽しめる水族館やねぶたの家ワ・ラッセ、宿に最寄りの風情ある冬の景色の武家屋敷通りを散策してきました。

1日目、2022年11月30日㈬:長野 ⇒ 浅虫温泉「浅虫水族館」

《 利用したJR東日本 》指定席券

🚄北陸新幹線(あさま) ⇒ 🚄東北新幹線(はやぶさ)⇒🚉 奥羽本線 ⇒ 🚉青い森鉄道

長野~大宮          大宮~新青森        新青森~青森  青森~浅虫温泉

指定席を数多く取る必要がある場合は、乗車時間の長い区間を優先的に取ります。初日に長野から新青森間の新幹線で2回取りました。新幹線のお陰で山国長野を8:25に出発して、本州北の陸奥湾に面した宿:浅虫温泉 南部屋・海鮮閣に13:40には着いていました。

着いたその日は観測史上一番遅い初雪が降った日でもありました。それまで穏やかな日が続いていましたが、一気に東北最北端の自然の厳しさに遭遇しました。

宿の方に近くの食事処を紹介していただき、宿隣の「やっちゃん」で昼食。

宿に荷物を預けて近くの浅虫水族館まで雪降る中徒歩で15分向かいました。これでもか!と思うほど横殴りの雪が降りつけてき、時折傘は風にあおられてお猪口状態になったりもしました。

吹雪いていた外とは別世界の水族館の内。青森の名産である帆立養殖の様子や、青森の海の様子を見ることができました。

運よくPM3:00からのイルカショーを見ることができました。

2日目、12月1日㈭:①②青森駅近くを散策 ⇒ ③弘前 ⇒ ④アオーネ白神十二湖

《 利用したJR東日本 》

🚉青い森鉄道  ⇒  🚉奥羽本線  ⇒  🚉奥羽本線  ⇒  🚉五能線  ⇒   🚌代行バス   ⇒   🚐送迎バス

浅虫温泉~青森     青森~弘前      弘前~東能代    東能代~岩館 館~十二湖       十二湖~アオーネ白神十二湖

① ねぶたの家ワ・ラッセ

朝から雪降り。青森駅の近くにあるねぶたの家ワ・ラッセへ徒歩5分雪の中を歩いて行く。

東北の冬は寒くて暗いイメージがありますが、ねぶたの家ワ・ラッセに入った瞬間、迫力のある巨大なねぶたが幾数体も展示されていて圧巻でした。ねぶたを前後左右からじっくり眺め、その立体感、色使いに驚きでした。

大きなねぶたは一体約500万円かかるそうです。

ねぶたの顔つき、手の動きはどことなく歌舞伎に似てる感じがしました。

ねぶた職人さんも何人か紹介されていましたが、職人さんの技の前に芸術的センスが要求されるので、立派な芸術家でもありますね。

② 青函連絡船として最後に津軽海峡を航行した「八甲田丸」

青森駅近くの青森港に役目を終えた青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」の姿が・・・

居合わせたその日の天候は、「津軽海峡冬景色」の歌詞(石川さゆりの名曲)に歌われている景色そのもので、歌の世界に入っているような臨場感がありました。

1988(昭和63)年から80年間、青森と函館間(113km)を多くの乗客と貨物を運んだ青函連絡船。最後の航行をした八甲田丸。

③ 電車の待ち時間を利用して、青森⇒「弘前れんが倉庫美術館」へ

弘前駅すぐそばにあったポスト

せっかくなので、電車の待ち時間を利用して「弘前れんが倉庫美術館」へ足を延ばしました。行は弘前駅前から出ている循環バスで、帰りは時間の関係でタクシーで弘前駅へ。

弘前れんが美術館

弘前れんが倉庫美術館入り口

美術館の赤レンガ倉庫の建物が降る雪の白さと調和してとても印象的で、中の展示物にも増して素敵に見えました。

弘前れんが倉庫美術館の中から外を眺めた風景に魅せられました。

④ 2日目の宿は 「アオーネ白神十二湖 」

東能代から乗った「五能線」は途中岩館駅から目的地の十二湖駅までが、夏の土砂崩れの復旧作業中で代行バスに乗り換えになりました。

十二湖駅に宿泊先の送迎バスがスタンバイしてくれて、辺りの薄暗くなった道を進む。

五能線に乗りながら冬の日本海を近くで眺めたかったのですが、とても残念でした。

アオーネ白神十二湖はコテージ形式で、管理棟、食事をとるレストラン棟、大浴場「アオーネの湯」棟、お土産が売っている「カワセミ」物産館等とそれぞれ建物が分散しています。

外の広い庭にはウサギなどの小動物が姿を見せるそうです。

どちらかというと夏向きの空間ですね。

泊まった部屋から見えるレストラン棟

 

お天気が良ければ足を延ばして湖をめぐりたいと思っていましたが、やはりこの時期は無理でした。

終日雪降りでした。

3日目、12月2日㈮ 十二湖 ⇒ 東能代 ⇒ 秋田 ⇒ 角館

《 利用したJR東日本 》

🚐代行バス  ⇒  🚉奥羽本線  ⇒ 🚄秋田新幹線(こまち)43分間2駅、指定席券取り忘れ。

十二湖~東能代   東能代~秋田   秋田~角館

角館駅を降りて約1分の所にあるホテルフォルクローロ角館には、チェックイン前(14:00)に着いたのでフロントに荷物を預けて角館武家屋敷通りへ。

角館武家屋敷通りまでは歩いて20分ほどですが、角館オンデマンド交通の「よぶ🚗のる角館」を利用しました。

「よぶ🚗のる角館」は角館駅前から角館武家屋敷通りまで一人300円、二人なら@300円×2で600円。帰りもエリア内の乗場に呼ぶことができ、安くて便利な乗合タクシー。

乗合ですが、他に利用者がいないと普通のタクシーと同じです。

春はさぞかし、さくら色🌸の華やかな通りになることでしょう!

風がなく静かに雪がちらつく中を散策。昨日から老木に降り積もった白い雪の花が、地味な武家屋敷通りを演出してくれていました。

ときどき青空が望めたかと思うと又雪がチラチラ舞ったり、東北の天気は変わりやすい。

白い花の老木と黒塀の武家屋敷通りはまるで水墨画の世界で、ぽつんと立つ真っ赤なポストがアクセントとなって存在感がありました。

4日目、12月3日㈯ 角館 ⇒ 長野

《 利用したJR東日本 》

🚄 秋田新幹線(こまち) ⇒ 🚄北陸新幹線(はくたか)

    角館~大宮         大宮~長野

最終日の午前中は、もう一度角館武家屋敷通りへ行く予定でしたが雪の後で足元が悪かったので、角館駅で帰り新幹線を繰り上げて指定席を取り直し、早いので帰ることにしました。

今度は、黒い塀に桜色の花が咲き誇るころに来てみたい。

まとめ

3泊4日の東北の旅の間、お天気はイメージ通りのお日様に縁遠い、雪の降る寒い日がほとんどでした。

雪が降っていたり足元が悪いと、宿近くの散策やお店に出ていくのもおっくうになりがちです。また冬場は日も短いいです。

JR東日本を利用しての旅のポイントは、宿や目的の行先が駅とのアクセスが良いことが第一条件です。

行きたかった十和田湖や田沢湖などはシーズンオフでローカルバスはすべて運休状態。

静寂な冬の湖に行ってみたいと思うのは私だけでしょうか? 夏の「動」と冬の「静」の湖。

雪景色もまた魅力的かと思うのですが・・・

 

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ごくごく普通の主婦で、ごくごく平凡な日々を過ごして来た、と自分では思っています。 子育てが終わり、仕事を辞め、ようやく時間や気持ちにゆとりが出てきた時には、人生の半ば以上が過ぎていました。 時間に縛られずにいれることで、日々の暮らしのなかに、今まで気付かなかったこと、また今まで気付いていても時間に追われて、なかなかできなかったことなどを、気の向くままに書き綴ろうと思います。

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自分の時間を楽しめるようになったのは、

第一段階:子育てが一段落したとき:気分転換程度。

第二段階:仕事を止めたとき:現在。

 

今まさに第二段階。

今までしてきた写真、油絵、洋裁、お菓子作り、庭いじり、ジム通い等を、好き放題に再開。

 

毎日、好きなことができる幸せ

フルで勤めていた頃よりも忙しい

なにせ自分の好きなことを、好きなだけ自由にできるのだから楽しい

 

ただ、よくないこと、時間を忘れてしまう。

その結果、生活サイクルが超乱れてしまう。

 

もう若くはないのだから、少しづつ健康的な生活サイクルにしなければ・・・

 

kosumosu

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