見た目は小さいが、栄養価は親以上!

最近の生鮮野菜コーナーには、一昔前にはあまり見かけなかった野菜が増えてきた。
その一つに「スプラウト」がある。
スプラウト、見た目は小さいが栄養価は親以上!
スプラウト、発芽した新芽には、成長した本来の野菜(大根・ブロッコリー・・・)以上に栄養価が高く”生野菜のサプリメント”。
まるで、人間で言えば赤ちゃん。
やわらかほっぺ、やわらかお手々、青く澄んだ瞳・・・
小さくてみずみずしい命の中に、これから成長していくために必要な沢山のピチピチ細胞が満ち溢れている。
自然界では、春に採る筍・わらび・ふきのとう・ぜんまい・たらの芽・・・
冬に栄養分をタップリ溜め込んで、これから夏に向けてグングン成長する元気パワーがタップリ含まれている。
山菜は自然界のもので、一年に一度の旬にしか本当の美味しさは味わえない。
またこれら山菜は、畑で作る作物と違って肥料・消毒は一切ご縁がない。
だけど毎年チャンと一回り大きく成長している。
特に筍(竹の子)はすごい!
節と節の間がわずか数ミリでズングリムックリの円錐形をしているのが、日に日に成長し節と節の間が広くなり、行く末はあのノッポな竹の木になるから頼もしい。
春から夏の間に急成長するそのパワー、そのことを思うと少しでも元気のおすそ分けに預かりたくて、土の中から掘ったばかりの毛の付いた黒い色をした筍を、何度も何度も買ってしまう。
お店の真空パックで売っている筍とは全く別物。歯ごたえ、舌に残る味わい、旬の土から顔を出すか出さないかの筍の醍醐味だ。
季節を味わえる大好きな食べものである。
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スプラウトは、同じ栄養価が高い新芽の野菜だが、自然界の摂理の一年周期の新芽とは一線を画する。
- 2017.2.2
- 2017.2.10
- 2017.2.17
写真は、貝割れ大根よりやや大きめのガッチリ版、その名は「豆苗(トウミョウ)」。
①お店から購入したものを袋から取り出し、根の部分、豆が付いたところを残して切り、調理に使う。(これは、貝割れより太くて固めなので、もやしのようにサット炒めて使う。)
②その後残った豆の付いた根の部分を水に浸けておく。
買った袋に、水耕栽培で再び収穫できると書いてあったので、試しにガラスの容器に入れて様子を観察。
置く場所は、リビングのサイドボードの上。暖房で部屋が暖かいせいか、一週間ごとに葉の成長が見てわかる。
肥料を与えることも考えたが、短期間成長の繊細野菜のため、身体への影響を考えて水道水のみで育てる。
結果は写真のとおりで、やはり水だけでは栄養不足で、新芽の色も緑色が薄く黄緑色。
だが、新芽の黄緑色は待ち遠しい春の新緑の色。