長良川もいいけど、木曽川鵜飼もいいね。
一日のハードスケジュールでこんなに見れました!【行程 2/3】 AM11:20~12:40
木曽川遊覧と木曽川鵜飼見物
1300年の歴史絵巻 鵜飼 UKAI
木曽川の鵜飼は、1300年前から伝わる伝統漁法。
大昔は、木曽川の上を現在のように鉄骨の橋も架かっておらす、電車も走ってなく、またジェット機も飛んでいない静かな光景だったのだろうと思いをめぐらせます。
木曽川の鵜は「都会っ子」。
鵜舟には、今日のヒロインとなる鵜がかごの中から登場。
リーダー核の鵜二羽が、今日のスケジュールを打ち合わせ、「頑張って行こう!」と。
鵜舟には3人一組が乗り込み、鵜を操りながら鮎をはじめとする川魚を捕りながら木曽川を下っていきます。
3人とは、
◆鵜を操る鵜匠(ウショウ)さん、
かがり火から頭髪を守るために風折烏帽子(カザオレエボシ)をかぶり、漁服(リョウフク)を着て火の粉や松ヤニの油よけとして胸当てを着用。足半(アシナカ)を履き、腰蓑(コシミノ)を巻き、水しぶきや体の冷えを防いでいます。
◆舟の舵をとるなか乗り(船頭)さん、
◆とも乗りさん
この「鵜飼」では、女性初の若くて美人の鵜匠、稲山さんという方がいると聞いて期待していましたが、残念ながら当日はお休みでした。
古代漁法
訓練された鵜(海鳥の一種、海鵜)が、首に手縄(タナワ)をつけ、舟から鵜匠の巧みな手縄さばきにより水中にもぐり、鮎などの川魚を捕らえます。
一人の鵜匠は、最高で12羽まで操れるとのこと。
鵜か魚を捕らえて水面に顔を出すと、鵜匠は手縄を引き鵜が捕らえた魚を口からはき出させ、それを何度も繰り返します。
「鵜が行う一匹釣り!」ですね。
鵜は、首が長いため(ペリカンの仲間)に漁法として利用されてしまったんですね。
当時、考えた人も、食糧を得るために必死だったのでしょう。
ほかに人間の役にたつ鳥は?
伝書ハト、あとは あとは・・・思いつきません。
川に放される鵜は、そのとき空腹状態なのでしょうか?
空腹でないと魚を追う欲が出ませんよねえ。
それとも、満腹状態でパワー全開状態で望むのかな?
いずれにしても目の前のごちそうにありつけないのは酷ですね。
いくらそれが鵜の宿命?いえ、職業とは言っても・・・
これから自分も鵜を見習ったら、ダイエットと無縁になるのかな?
昼間の鵜飼でしたので、かがり火は夜の鵜飼と異なり、あまり存在感はありませんでしたが、目の前で鵜飼ショーを見物することができ最高でした。
遊覧船では、ベテラン船頭さんのガイドを聞きながら、木曽川の雄大な自然を満喫。
木曽川から見上げる犬山城、この位置だと背後からは敵に襲われることはないですね。
屋形舟でとった昼食の二段弁当も、とても美味しかったですね。
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