ロビーから広い日本庭園が見渡せる「四季彩 一力」
法要が終わった後の宿は、ふくしま磐梯熱海温泉 「四季彩 一力」
ゆったりとした変化に富んだロビー
宿の「四季彩 一力」へは、郡山から車で約30分。
到着したとき、あたりはすでに暗くなっていた。
建物の中に水を引いた造りは珍しい。
ただし、錦鯉などの観賞魚は泳いでいない。
屋内ということで、やはり生臭さが生じてしまうから?と思われる。
参考:純和風「花屋旅館」
渡り廊下で思い出すのが、長野県上田市別所温泉にある「花屋旅館」。
花屋旅館は、時代を感じさせる純和風の今ではとても貴重な建築物。
旅館についてロビーから、屋外にある渡り廊下を渡って目的の部屋に行くわけだが、その渡り廊下は日本庭園の池の上に架けられている。
徹底した純和風の美しさには、目を見張る驚きであった。
方向を変えて伸びる渡り廊下から眺めた日本庭園と、その池に泳ぐ立派な錦鯉は、今も脳裏に焼きついている。
朝食前にあたりを散歩、そして朝食
昨日、法要を行ってから宿に着いたのは、PM8時過ぎで、温泉に入って寝るだけだった。
翌朝、天気もなんとかもってくれているので、朝食前に宿の辺りを散策する。
宿の近くは磐梯西線と国道49号線が平行して走っているほかは、これといって何もない。
国道は早朝ということもあって、車はまれにしか通らない。
横断歩道に「盲人用ボタン」があり、それが孫にはたいそう興味深かったようだ。
朝食会場に向かう通路には、安倍晋太郎さんとその息子、現内閣総理大臣の安倍晋三さん、永六輔さん等の著名人の色紙が飾られていた。
昭和天皇も二度泊まられたことがあると、宿の方が教えてくれた。
朝食は「花かご膳」、この籠に入ったお料理がこの宿の朝食の目玉のようだ。
ロビーから眺める日本庭園
ロビーの大きなガラス越しに眺める(外に出ることも可能)庭園は、どこを切り取っても絵になる広く立派な庭園。
秋、紅葉でまた違った表情を楽しめるのでしょう。
帰路は、断続的に降る雨のため 会津「鶴ヶ城」 の一箇所のみ見学
せっかくの長い道中、何か一つくらいは寄って見たいと思っていたが、アウトドア系は雨予報のため難しい。
お城なら建物の中、雨が強くなってきても大丈夫ということで、「鶴ヶ城」に行くこととする。
幸い、小雨だったので記念写真も撮れてよかった。
鶴ヶ城は五層造りで、階段は今風に広めのコンクリート造り。
長野県の「松本城」などのように、当時のままの狭く急な木の階段とは趣が違う。
鶴ヶ城で感じた商売根性!
城の最上階まで行った帰り、最後はお土産売り場だった。
ここを通らずに外へは出られない。
お土産を買う予定のあるものには、お土産売り場に気がつかず通り過ぎてしまった!などということがないので助かる反面、そうでないものには衝動買いの誘惑が・・・
買う予定がなくても、「せっかく遠くまできたのだから・・・」という気持ちも働いて、財布の紐がゆるくなる。
そんなときの買い物は決まって、あってもなくても困らないもの、ただ目新しいだけ。
福島県会津に来た記念だからと納得させている自分がそこにいる。
そんなだから貯め上手になれないんだ!!いくつになっても・・・(ーー;)
が、超微々たることだが、経済活性化の一助となっているかな?
帰路は、断続的に強い雨となる
車のワイパーがフル回転で磐越自動車道、北陸自動車道をひたすら走る、走る!!
あまりの雨の強さにワイパーだけでは、視界もままならないときも・・・
トイレ休憩に行くにも、足元はビチャビチャ。
そしてようやく長野県入り。
雨もだいぶ治まって来る。
長野自動車道姨捨サービスエリアで最後の休憩。
ここからの夜景は絶景で有名である。
雨も止み、善光寺平の美しい夜景が一望できた。
美しい夜景に、どしゃ降り雨のストレスもいやされる。
強い雨のなか、長時間の運転で大変お疲れ様でした。
お陰さまで、一泊二日の遠出も無事終了できました。