バス旅、本当にバスに乗っている時間が長かった!!
長野市から1泊2日のバス旅行。
集合時間:AM3:45、戻ってきたのは、翌々日のAM0:40.
1日目:日本三名橋の一つ「錦帯橋」(山口県岩国市)へ。
長野県から7県を通って最初の目的地「錦帯橋」へ。
目的地に着いたのはPM3時20分。
その日の宿、岩国国際観光ホテルが錦帯橋まで徒歩3分
という立地条件から、先ずホテルに荷物を置いてから、
錦帯橋を観光しました。
出発から到着まで約12時間。
その間、昼食(予約済、約50分)とトイレ休憩
(1回15分が4~5回)以外はバスの中。
岩国国際観光ホテルからは錦帯橋と岩国城が見渡せ、しかも天然温泉。
昼間の錦帯橋
正面山の上に「岩国城」が小さく見えます。
錦帯橋は、錦川両岸の城下町を繋ぐため、
岩国藩主の吉川氏が建造。
錦帯橋は 木造アーチが5連 の美しい橋
このアーチ状の橋の裏側は見事な
幾何学模様が 木組み でとても珍しい。
しかも60tの重さに耐えられる造り。
橋の下は清流の「錦川」。
【参考】入橋料は、大人一人往復で310円。
橋の界隈を散策して心に沁みた言葉
ここ岩国に宇野千代さんの生家があることから、
それにちなんで千代さんのお言葉が見れました。
夜の錦帯橋
宿泊宿は、錦帯橋から徒歩3分の所にある岩国国際観光ホテル。
夕食会場からも、ライトアップされた錦帯橋が見れましたが、
せっかくなので夕食を済ませてから散歩がてら行ってきました。
闇の中に金のように黄金に輝く錦帯橋。
照らすライトで、橋の上にできる模様が神秘的。
朝の食事会場から見た錦帯橋
2日目その1:瀬戸内海に浮かぶ安芸の宮島(広島県廿日市市)へ
AM7:00~朝食後7:40分ホテル出発。
AM8:25分宮島口着。
宮島口桟橋から8:40発の宮島行フェリーに乗り約10分で宮島に到着。
宮島のシンボル:大鳥居はどこ?
本来なら海上に朱色の大鳥居が見えるはずが、
改修工事中のため鳥居の周りは足場が組まれ、
パット見、ビルのような建築物に見えました。
改修工事中、訪れて初めて知ったこの事実でしたが、
これはこれで「今しか見れない貴重な姿」として記念に。
有名な海に浮かぶ朱色の大鳥居の姿は、
目を閉じれば脳裏に浮かんで見えます。
厳島神社
1996(平成8年)年12月、
周りの弥山原始林の自然と共に厳島神社は、世界遺産に登録されました。
厳島神社は、松島・天橋立と並んで日本三景の一つ。
島には鹿が数匹おり、集合写真を撮るとき前列の前に加わりました。
厳島神社の本殿は、約1400年の歴史があります。
安芸国の権力者「佐伯鞍職」が夢の中で神託を受け、
宮島の御笠浜に「伊都岐島」を祀ったことが始まり。
現在の社殿は、1168年平安時代に平清盛により改築されました。
周りの緑に、朱塗りの平安朝の優雅な社殿が映えていました。
御本社を中心に、客神社、角客神社社、大国神社、天神社などの各社が配置され、
その間に長座屋、高舞台、楽房、能舞台などがある。
2日目その2:広島平和公園へ
広島市内の「日本料理 花野」で昼食をとった後、
最後の目的地「広島平和記念公園」へ。
広島原爆ドーム
広島原爆ドームは、劣化した鋼材や瓦の補修工事中のため、
厳島神社の大鳥居と同じく周りは足場が組まれており、
全景は見ることができませんでした。
原爆ドームの脇には元安川が静かに流れていました。
1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、
原爆が投下された後、多くの人々が水を求めて飛び込んだ川。
川の中には、今でも原爆の爆風で吹き飛ばされた建物の一部や、
犠牲者たちの遺品が沈んだままになっているそうです。
広島平和記念資料館
資料館には、被爆者の遺品、被爆の惨状写真、
広島の被爆前後の状況などが展示されていました。
原子爆弾で亡くなった人はその年だけで14万人、
それ以外に身元が分からない死者が7万人、
これらの数は、とても恐ろしいですが、
その数字以上に、この資料館で
目の当たりにした写真は、
何倍もの惨状を肌で感じ取ることができました。
決して忘れてはいけない!
そして常に思うこと、
現在の平和はそういった歴史の上にあるということ。
投下された爆弾の大きさを人と比較
広島平和記念公園
広島平和公園の原爆死没者慰霊碑の前で、広島市に原爆が投下された
8月6日、広島平和式典 が毎年執り行われる。
慰霊碑前には修学旅行生などが後を絶たない。
原爆で亡くなった子どもたちの霊を慰め
平和を築くための像「原爆の子の像」。
周りには、日本国内をはじめ世界各国から
折り鶴が捧げられていました。
さいごに
一泊二日の旅、一番遠くは長野市から山口県岩国市まで。
バスに乗っている時間が本当に長かった!
せっかく遠くまで行くのだから、できれば二泊三日で道中もっと観光ができればよかった!
長いバス旅は大変だが、JRで行く旅とは違って大きな荷物を持って乗換の必要もなく、道中のサービスエリアでご当地のグルメ、産物などを見る楽しみがある♥
目的の観光地まで観光バスは横づけ、しかも個人のマイカー駐車場より便がいいのがほとんどである。
眠くないときは、バスの中から外の景色を眺めるのも面白い。
地元長野でよく見る大型店の看板をいくつも目にすると、日本どこでも同じお食事や買い物ができるんだ!を実感。
(今はネットで全国のお店の買い物できますが)
高速道路の恩恵にあずかり、時代は進化したとつくづく思う。