善光寺が熱い「長野灯明まつり」

2017 第14回 長野灯明まつり
2017.2/11(土)~2/19(日)
長野灯明まつりは、1998年長野冬季オリンピック開催5周年を記念して始まり、毎年この時期に開催されます。
オリンピック精神は、スポーツを通しての世界平和。
2017今年、第14回長野灯明まつりのテーマは「愛と平和」
■ゆめ常夜灯■
善光寺ライトアップ
善光寺本堂、山門(サンモン)、大勧進(ダイカンジン)などをオリンピックカラー5色にLEDでライトアップ。
本堂手前にある山門が、緑色にライトアップされる。
山門の先に見える赤くライトアップされた建物は、善光寺本堂。
- 善光寺本堂
- 国宝「善光寺」
レーザーで幻想的に演出された善光寺山門。このレーザー演出は、初日だけのスペシャルライトアップ。
“牛に引かれて 善光寺参り”
一生に一度は善光寺参り、で有名な善光寺の「善」の文字は牛顔。
- 善光寺の3文字中に何羽の鳩が隠れてる?
また、「善光寺」の3文字の中には、鳩が止まっています。
「善」の文字1画、2画で二羽、「光」の文字2画、3画に二羽、「寺」の文字最後の点に一羽の合計五羽。
- 「大勧進」手前の池
- 青にライトアップされた「大勧進」
1998年長野冬季オリンピックの閉会式を家族4人で見に行ったときのことを思い出します。
閉会式では、カメラの電池が寒さのせいか消耗が早く、最後のイベントまで撮影することができませんでした。
今のように性能の良いスマホがあればとっさにカバーできたでしょうが、大変残念な思いをしました。
地元長野でのオリンピックは、いつもは人通りの少ない長野の街が、人、人、人であふれかえり、それも国際色豊か、まるで自分が海外に行っているかのようでした。
オリンピック期間中の興奮、そして閉会式の最後に打ち上げられた花火、8分間で5000発は、今でも脳裏に鮮明に焼きついています。
また、オリンピック招致で一番の産物は、各競技場をつなぐための道路、そこにアクセスするための道路など山岳県、長野の道路事情が大変良くなったことでした。
長野の寒い気候、平野の少ない山岳県であったことが冬季五輪開催という良い結果をもたらしたのですね。
■宿坊ゆめ茶会■
善光寺宿坊21箇所でお茶会など開催
宿坊の中には、個性ある明かりの演出をしているところもあり、 楽しみの一つです。
お茶会参加費は、一人200円~宿坊により値段はマチマチで予約の必要なお茶会もあります。
私はと言えば、茶会にたどり着く前、仲見世通りに旗めく数々のおいしいものに誘惑され、甘酒とおやきを食しました。
体も心もポッカポッカのしあわせ気分に・・・(*^。^*)V
- 蛇の目傘で粋な演出
- 各宿坊毎に個性的な飾りつけ
- 落ち着いた日本らしい明かり
■ゆめ灯り絵■
善光寺表参道の石畳に並べられた多くの灯ろう。
灯ろうには、「アンデルセン童話」、「愛」、「平和」の今年の絵柄のテーマの個性あふれる切り絵が、灯りによって浮かび上がる。
出品者は、学校、団体、個人等いろいろ。
善光寺「六地蔵」
人間の苦しみを救ってくださる「六地蔵」。
夜の闇の中で、白色ライトを浴びて座るその姿は、昼に見るそれとは違い、厳かな雰囲気がありいいものです。
一人鎮座する大仏は、「延命地蔵」。
飛び入りでしょうか? 通路脇に、雪で作られたお地蔵様家族らしきものが。
今の時季しか見れない雪地蔵。素朴で温かみを感じます。

雪地蔵家族