房総半島の旅
2018年6月15日、16日、17日 兄弟会二泊三日の旅
旅行の行き先
毎年6月、兄弟でミニ旅行をしています。
今までは、伊豆方面がメインでしたが、
今年は、行ったことのない房総半島にしました。
房総半島方面は、春ならいち早く咲く
いろいろな花を見れるのでしょうが、
この梅雨時期は、これといって
期待できるものはありません。
が、その分人出も少なく
車での移動はスムーズにできました。
旅行手段
6月15日(金)AM8時頃出発。
ワゴン車で、陸は高速と一般道を利用。
できれば一般道を走って、行く先々の
ローカルな雰囲気を味わいたい!
東京湾は、行きは ”東京湾アクアライン”
帰りは、 “東京湾フェリー”
房総半島の旅:行きは ”東京湾アクアライン”
すごいなあ!日本の技術。
トンネル部は、外形14.14m、重量3,200tの
世界最大級のシールドマシンで
海底トンネルを掘り進んだとか。
東京湾アクアラインへは、神奈川・川崎から
海底トンネル約10キロで「海ほたるPA:人工の島」へ。
海ほたるPAで小休憩をして、ここからは
海上のブリッジ5.1キロで千葉・木更津へ向かう。
海なし県民にとっては、海を眺めるだけでご馳走です。
弱い雨が降ったり止んだりの梅雨らしい天気で、
青い空、青い海とはいきませんでしたが・・・
1泊目:宿は、天然温泉「ホテル白洋」
行って気がつきました。
近くにテニスコートなどがあり、
高校生くらいの学生さんたちが結構いました。
なるほど、合宿客が得意な宿!
それで宿泊料金がリーズナブルなんだと。
夕飯は期待通りの海鮮料理!
長いテーブルに並べられたお料理の数々。
50歳以上限定♪ 料理長おすすめシニアプラン
書いていいものか迷いましたが、事実なので参考のために書きます。翌朝早朝、私は4時過ぎトイレに行きたくなって行って出たものは、超超ゆるい大の方。その後何度もトイレ通い。自分が寝ているときは気が付かなかったのですが、姉もその前に、義理妹もその後全く同じ症状。3人とも全く同じ症状で(仲良く?)、腹痛はなくトイレに行きたくなって行ったら超下痢。幸いなことに弟だけが難を免れました。ホッ!としました。大切なドライバーさんですから。(女性は胃腸がデリケートなのか? 食い意地が張っているのか?・・・)
そんな状態で朝食は、軽ーくおかゆと消化のよさそうなおかずとお茶くらい。私の席からは見えませんでしたが、昨日の夕食時に見かけたご夫婦の旦那さんは胃を抑え、二人とも朝食は何も取らずに、お茶だけだったようです。
せっかくの旅行も、日程を消化できるかとても不安になりましたが、宿と道中で何回かトイレ通いするうち、間隔もだいぶ長くなり、回復に向かうことができました。
房総半島観光めぐりスタート
①月の砂漠記念館と月の砂漠
二日目、主たる観光名所に行く予定。
今日ばかりは、天気予報が外れてほしかったのですが、
残念なことに天気予報どおりの雨振り。
時には肌寒いくらい。
ナビでは、もう目的地周辺ですが、
なかなか「月の砂漠」の案内看板が出て来ません。
雨降りの暗い日中、目を凝らしてやっと
海岸の砂浜の一角に、二頭のラクダ像を探しました。
そう、これが「月の砂漠」所以のラクダ。
太陽が顔を出さない雨降りは、海の色はモノクロ世界。
今は人気のない静かな海岸ですが、
目を閉じれば、夏の海水浴客の賑わいが聞こえてきそうです。
「月の砂漠記念館」2階から海辺のラクダ像を見る。
ラクダと高層ビルのおもしろい組合せ。
②養老渓谷
月の砂漠の海辺から、今度は山の方へ。
小一時間で「養老渓谷」に到着しましたが、
小雨は止みそうになく、
山道は足元も悪そうなので、スルーしました。
③マザー牧場
養老渓谷からマザー牧場へ。
夏休みはお子様連れで賑わうであろうこの場所。
これほど手前空間を贅沢にたっぷり入れられて
遠方まで眺められるのも、梅雨時期ならでは?
シニア世代には丁度いいくらい。
外は小雨、建物の中に入ってお土産選び。
種類が多く、8割方ここで購入しました。
試食がほとんどなく残念!でしたが。
④鋸山ロープウェイ
鋸山ロープウェイを降りてさらに奥へ
ロープウェイを降りた先に石段が続く。
せっかくなので石段に誘われるままに
上へ上へと、時に下へと、
いつ終わるか分からない石段を、
足元に注意して、モクモクと、ドンドンと
ひたすら進んで行く。
途中料金所で日本寺大仏拝観料を支払い、
さらに先へと進む。
JAF会員の特典 *** 参 考 ***
これまでJAFの会員証を提示すると、月の砂漠記念館、マザー牧場入園料、鋸山ロープウェイが、一人100円引き(連れの分も)となりましたが、ここ、日本寺の大仏拝観料600円は、割引がありませんでした。
長い石段が終わった先に見えてきたものは・・・
絶景かな!!
”地 獄 覗 き!”
ここまで登って気が付きました。
房総半島にも信州のような山深いところがあったのだ!と。
鋸山頂上:標高329m
すごく巨大な岩!
目が眩む高さ!
ここ、鋸山山頂に来るまでの
石段を歩いているときに、
「なんで、もっと上までロープウェイ作らなかったんだよ!」
を耳にして顔を上げると、
やや小太り気味の若者。
うん、分かるよ その気持ち(私の心のつぶやき)
あまりの石段の数の多さにに
思わず うなづけました。
無我夢中でひたすら石段を歩き続け、気が付けば、お腹の調子はすっかり回復していました。
大変もったいないことをしました!
せっかくここまで幾つもの石段で上ってきたのに、
時間の関係で、日本寺の大仏を見るには
時間が足りず断念して引き返しました。
車で別の入り口から登れば、
日本寺入口付近の駐車場に停められ、
楽に大仏まで行けたようです。
ロープウェイからの景色を楽しんで、
長~い石段を歩いて大仏まで行くかは、
一長一短のようですね。
PM3時45分のロープウェイで下って鋸山を後にしました。
2泊目宿:天然温泉「人魚の湯 海紅豆」
部屋は、オーシャンビューの和室12畳
二階建て木造の家族経営っぽい宿。
部屋は2階の「富士」の間。
窓一杯に太平洋が一望!
海に何国植物が映え、
とても贅沢、開放感のある部屋。
おまけ
宿に行く途中、道の駅のようなところで
珍しいものに遭遇しました♪
ペットのミニ豚さん!とワンちゃんが
仲良くベビーカーに乗っていました。
ミニ豚といっても大きく感じました。
慣れたもので、ぬいぐるみのように
お利口さんに乗っていました (^0_0^)
お料理
二日目の夕飯も、海鮮料理が並びましたが、
昨夜の出来事もあり、せっかくのお料理も
残すものが多くなりました。
心込めて作ってくださった宿の方を思うと
申し訳なく思いました。
姉が席を立つ時、宿の方に
「せっかくの美味しいお料理、
疲れて体調悪く残してしまいすみません。」
と一言伝えてくれました。
房総半島の旅:帰りは “東京湾フェリー”
AM10時20分 千葉・富津市金谷発
”東京湾フェリー” に約40分乗船して
神奈川・横須賀市久里浜着AM11:20。
3日目、最終日の昼食:湯葉と豆腐の店「 梅の花」
神奈川・横浜市泉区 立場店「梅の花」
二泊した房総の宿で海鮮料理づくしの後は、
畑のたんぱく質、大豆を原料とする
バライティーに富んだ豆腐料理。
昨日の朝の出来事もあり、
胃腸にもやさしそうでGOOD!。
ランチは美味しく完食。
最後に・・・
毎年6月に旅行をして、今までほとんど
天候に恵まれていましたが、
今年は、梅雨の時期を認識した旅でした。
帰路、反対車線(上り)は河口湖辺りまで、ずっと渋滞でした。
大型連休でもないのに、その渋滞の長さに驚き!!
「諏訪PA」で夕食をとり、自宅に着いたのは、PM8時40分。
今年も全行程を事故もなく終えることができました。